自分の居場所を慈しむ
読書会には興味のある本だけではなくて、これは読まないとだけどなかなか進まない、という本を選ぶこともある。
例えば、今学んでいる事に関しての書籍。
もちろん学んでいるので興味がないわけでもないのだが、とにかく分厚かったり、とにかく回りくどい書き方だったりで、どうもペースが上がらない。
中身は知りたいんだけど、数ページ読むと、前のことがぼんやりしてしまう。
そして読めない自分に、進まない学習にジレンマを覚え、落ち込んでいく。
こんなときにも、しつもん読書会で、概要を掴むことができるのだ。
6月24日の読書会には、わたしはそんな本を選んでみた。
この日ご参加いただいたのは3名。
お一方は、「楽読」「楽よみ」のインストラクターをされているのだけど、しつもん読書会に興味を持ってご参加いただいた。
「ひとことでいうとどんな本ですか?」の説明に「もしキャッチコピーを付けるとしたら、どんな言葉になりますか?」というのを加えてみた。
そしたら、ご自分が読まれた本に「みんな持っている自分の中の笑顔を見つける本」という素敵なキャッチコピーをつけてくださった。
この日の本は以下の3冊
笑顔で生きる魔法の言葉(著)高橋 尚子
美しき妻の生き方(著)丸山 敏夫
いのちの営み・ありのままに認めて(著)バート・ヘリンガー
美しき妻の生き方は1954年に刊行されたのだけど、しつもんや答えを聞いていると、今の時代にも大切なことがたくさん書かれていた。
大事なことって、年代を問わず、同じなのかもしれないね、なんてことも話しながらの読書会だった。
この日の魔法のしつもんをご紹介
Q1.あなたの中に眠っている笑顔になれることはなんですか?
Q2.女として生まれてよかったですか?
Q3.あなたが「本来の自分の人生」を生きるためにできることはなんですか?
Q3で頂いた答えは「自分に正直、直感で出てきたことをキャッチ」「肚をくくって感謝と笑顔で受け入れていく」「今の暮らしを丁寧に、居場所を慈しむ」の3つ。
どれをとっても、なにか特別ではなくて、今自分ができることを丁寧にやっていく、これ以外ないんだね、と全員が納得した読書会だった。
さて、しつもん読書会のおかげで、本の概略がつかめたので、勉強の課題本としてもう少し読み込んでいこう。
読めたら、自分のためにもブログにアウトプットの予定をしている。
目標は7月中だな。
あなたが慈しむ場所は、どんな場所ですか?
わたしは、家のお片付けの末にできた、自分のワークスペースとミシンスペース。
周囲に誰かがいても、一人になれる場所がとても大切なのだ。