さまざまなつながりを取り戻す
ファミリーコンステレーションの基本は、自分がつながる家族のもつれをほどき、エネルギーが流れるようにつながりなおす、というところにあります。
わたしはこれまで、チェトナ小林氏のトレーニング以外にも、お寺でのカウンセリング勉強会でのコンステレーション体験、その他数名のファシリテーターさんによるワークショップに参加しました。
その時知ったのが、ファシリテーターの方によって、注目する視点や働きかけるポイントが違う、ということです。
ファシリテーターによって、例えば過去生であったり、例えば何か霊的なものであったり、着目点が違いながらも、フォーカスパーソン(クライアント)の方の『何か』を紐解いていく様子を見せていただいてきました。
その中のお一人が、「しんちゃん」と呼んでいる高落伸さんです。
しんちゃんのワークを受けたときに、初めて、インナーチャイルドとのつながりを見ました。(表現は変ですが、コンステレーションで働きかけを受けたときに、フィールド内で起きていることをそのまま見る、ということがとても大切なのです)
コンステレーションでインナーチャイルド!!!
ヒプノセラピーでインナーチャイルドワークは知っていてもコンステレーションでは初めての体験。
その時は、自分自身のインナーチャイルドと母のインナーチャイルドをゆっくりと統合し、落とし込み、あとは起こることを信頼するプロセスに入りました。
インナーチャイルドでのコンステレーションは、私には「こんなところにも糸口があるのか!」というある意味衝撃的な出会いでした。
最近、しんちゃんがFacebookにこんな投稿をされていて、首がもげる勢いで「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪」とうなずきまくったので、シェアします。
いわゆるオーソドックスなファミリーコンステレーションのように上の世代からの「もつれ」を紐解くことで、今ある自分がくつろいで咲き直るという展開もあれば、今ある自分が自身のインナーチャイルドをハートに迎え浄め咲き直ることで、上の世代もくつろいで咲き直り成仏するという展開もある。
この両面からのアプローチが、しんちゃんがファシリテートするコンステレーションの大きな特徴かも。
とくに近ごろは後者のアプローチが中心になっているとはいえ、なによりも目の前のご本人さんにとって必要なアプローチを採用するのは当然のこと。
そんなしんちゃんが、東京でワークショップをされるそうです。
まずはシェア!
https://www.facebook.com/events/4105420672888334
(Facebookのイベントなのでリンクのみで失礼します)
東京方面の方、おすすめのワークショップです。ぜひ!
上記の投稿に首がもげる勢いでうなずきまくった理由、それはつい最近、友人主催のコンステレーションワークで、そんな体験をしたからなのです。
友人はしんちゃんの元でコンステレーションを学び、ワークを提供しています。
その時は、本当に些細な問題、すでに今となっては何が問題だったのかわからないくらいの困ったことをテーマとして出したところ・・・
満を持して!という感じで出てきました、インナーチャイルド。
コンステレーションで久々の号泣&絶叫&もう何が何だかわからない状態
ちなみに、私の理性は「えええええっ???どゆこと???」なのですが、ハートの奥は号泣&絶叫モードが続く続く。
で、現在。
以前にないくらい、気持ちが安定していることに気づきました。
たぶん、少し前の私だったら、なにか事案(笑)、しかも家族に関する事案が発生すると、自分でもおや?と思うほど過剰反応したり、おろおろしたりということがありました。すぐに正気に戻るのですがもやっとが続く、そんな状態でした。
それが、今、ない。面白いほどない。
様々なワークを受けてきて、つながりを取り戻してはいたものの、どうも自分の中のつながりを置いてけぼりにしてた模様です。
で、辛抱たまらんようになったインナーチャイルドがめっちゃ訴えかけてたのでしょう。
ここつながれることによるプロセスを今楽しみ中なのですが、今まであった「ブログが書けない悩み」が少し形を変えてきて、なんとこうして記事を書いているのです。
ちなみに、この時のファシリテーターでもある友人は、ブログコンサル(文章レッスン)もしています。
今回のワークでの体験は、ブログが書けない悩みに対してのコンサルを受けているタイミングでの出来事でした。
そんなわけで、彼女には二つにわたって悩みを解決してくれたことになります。
文章レッスンでの会話が、コーチングやカウンセリングを受けているみたい=ほぼ個人セッションみたいでおすすめです。
こんなふうに、ファミリーコンステレーションは、途切れてしまった親やご先祖様とのつながりを取り戻すワークであり、一方で自分自身の内側とつながりなおすこともできるワークです。
内外ともにつながりがしっかりすることで、多少ぶれてもすぐに自分自身に戻ってくることができるようになりました。
現在主催している勉強会は、主に自分を取り巻くものとのつながりを取り戻す、そのために必要なこと、という視点で実施しております。
もちろん、その中で自分の内外のつながりを作っていかれる場合も多くあります。
ワークショップでは行わない、コンステレーションの基本を学び、必要に応じて座を開く勉強会は9月18日土曜日開催予定です。
滋賀県内、緊急事態宣言中のため、大きく募集をすることは避けています。
もし、気になる方がおられたら、リンク先からお申し込みください。
残席は少しですが、まだお申込みいただける人数です。
過去と未来をつなぐ架け橋ーファミリーコンステレーションへのもう一つの想い
以前に、『ファミリーコンステレーションを学ぶ理由』というタイトルで、私がそこに惹かれる理由を書きました。
最近、そこにプラスして「あぁ、そーだったのか」と腑に落ちた出来事があります。
それは9月初めのころのこと。
友人の一言をきっかけに、Facebookで大好きな禅タロットを引く、という企画をしました。
テーマは「この9月を過ごすために意識すること」で、10人限定の公開リーディング。
そこに応募してくれた友人が、後日「お礼に」と言ってボイジャーカードを引いてその意味を伝えてくれました。
もらったカードがこちら、ボイジャータロット「ワンド10 成長」。
ネットで調べると、「今は成長を意識するとき」という意味合いだそうです。
でも、その時、友人に伝えられたのが、「これは、あなたは過去と未来の架け橋とあります。」というメッセージでした。
「過去と未来の架け橋」
あー、なんか、コンステレーション的だなぁ。
なるほど、私がコンステレーションに惹かれてやまないのは、過去を未来をつなぐことなのかもしれない。
そして今、勉強会を主催していることがそれの実践の一つなんだなぁ・・・とすとーんと腑に落ちたのです。
それぞれの人が、自分自身の過去やルーツとの懸け橋をつくることで、今と未来をよりよく生きることができる、ファミリーコンステレーションは、その一助になってくれるものなんだと思っています。
緊急事態宣言下ではありますが、9月18日に第二弾の勉強会を予定しています。
現在お申込者は6名(10名定員)です。
48名定員の広めの会場で感染症対策を講じての開催です。
大々的には募集はしていませんが、もし、ちょっと気になるから参加してみようかなという方は、お問い合わせください。
で、追記。
去年の読書会で、こんな記事も書いてます。
『人もモノも関係性とつながりで生きている』
「つながる」が苦手と思っていたのだけれど、実のところつながりをとても欲していることがよくわかりますよ、自分でも。
第一回ファミリーコンステレーション基礎的研究 終了しました
7月9日金曜日、第一回のファミリーコンステレーション基礎的研究を無事開催することができました。
ファシリテーターは、コンステレーションのトレーニングコースの先輩でもある吉川さんです。
私自身、ワークショップは開催したことがあるものの、勉強会は初めての経験で、どうなるかなと期待とほんの少しの不安とともにスタートしました。
ご参加いただいた方は、ファミリコンステレーション(家族の座)に興味がある方や、心理療法を仕事にしている方の参加が多く、お申込みの時から参加される皆さんの期待値の高さを感じていた中でのスタートです。
当日は、まず瞑想から。
その後、簡単なエクササイズを行うところからスタートします。
最初、ある法則にのっとって並ぶことで、「秩序」というものを体感していただきました。
法則からずれる順番に並んでしまうと、自分自身の内側がざわざわする。
法則にのっとった場所にいると、ここが居場所と感じたり、自分の内側がとても落ち着く、ということを体で感じていただきます。
ファミリーコンステレーションでは、家族には「秩序」がある、とされていて、それがコンステレーションのキモとなります。
その秩序に従っていると自分自身が安定する、崩れていると内側がざわざわし、多くはそれが様々な問題の原因になっています。
あまり普段意識しない「秩序」が、これほど自分の内側を刺激しているという体感は、皆さんのどこかに触れるようなものがあったようです。
これらの体感が、次の働きかけ(コンステレーション)につながります。
エクササイズを入れることで、働きかけ(座を開く)ことがとてもスムーズに進み、受け取るものも多かったように感じられました。
この日は、1日でエクササイズ2つ、働きかけが2件と充実した1日でした。
参加者の皆様が、驚くほど熱心にメモを取られたり、座の後で、疑問に思われたことを質問されて、活発な勉強会になりました。
コンステレーションは、ファシリテーターのエネルギーや言動が大きく影響するワークです。
わたしは、今までも、吉川さんがファシリテートするワークショップに何度も参加してきました。
彼の働きかけは、常に場のエネルギーを繊細に読み取り、フォーカスパーソン(クライアント役さん)や代理人に寄り添い、その時適切な言葉をかけていきます。
その彼の繊細さと適切な言葉が、この日はいつもより磨きがかかっているように感じました。
今回ご参加いただいた方の感想を一部ご紹介します
- とても興味深い内容でした、さらに深く学びたいです
- とても繊細で丁寧なファシリテートが素晴らしかったです
- 細やかな説明もあり、不明な点も納得できる対応をしていただき得るものがありました
- 場のエネルギーと皆さんの真摯な向き合い方のおかげでとても充実したコンステレーションでした。人のワークはギフトですね。ワークショップの時には聞けない基本的なこと、素朴に思ったことをシェアして聞けたのは大きかったです
- 今回の収穫は両親に目いっぱい愛されていたことを体感したこと、好きでいていいんだ、自分から離れていく必要がないと安心しました
- めっちゃ良い時間になりました。場の力、素晴らしかったです。
- (ファシリテーターの)発する空気感がよかったです
吉川さんにとっても、今回初めての勉強会になります。
ワークショップとの違いや当日の感想を聞きました。
(普段やっている)ワークショップは時間に追われる感覚があるのに、今回はそれがなかった。勉強会では受講生さんを一人一人見ていくので、ワークショップより忙しくてもおかしくないのに、なぜか今回の形式のほうがやりやすかった。
エクササイズで出たテーマに対し働きかけ(座を開くこと)を行ったので、取り組むポイントがはっきりしていたのが、フォーカスパーソン、ファシリテーターにもよかった。
とても充実した勉強会だった。
吉川さんの説明は、いつも丁寧で分かりやすく、常々「講師をやったらええのに」と思っていたのです。
実際に勉強会を開いてみて、やはりいつも通り、むしろいつもより繊細で丁寧な解説をされていて、質問に対して受講生さんが納得されるまで答えられていたのを見ていると、主催の私も安心してその場にいることができました。
そして彼は、しみじみ講師向きの人だなぁと感じていました。
今後ですが、予定では、3か月に1回の開催のつもりでしたが、皆さんの熱意とやる気と勢いに、こちらも喝を入れられた気分で、しばらくの間、2か月に1回の開催にすることになりました。
3か月に1度だと、1回抜けると半年待ちになりますしね。
今回は平日開催でしたが、次回は土日開催となります。
しばらくは平日→土日→平日→土日と開催して、集まりや皆さんの参加しやすさを見ながら、期間を延ばすとか、どちらかに統一するとかになるかもしれません。
次回予定は9月18日土曜日、場所は大津市の旧大津公会堂、多目的室です。
会場が広めなので、参加人数ももう少し増やせそうです。
近々、ブログやこくちーずでお知らせします。
ご興味のある方、予定しておいてくださいね。